【初心者向け】チャットレディには確定申告が必要?注意点や申請方法をわかりやすく解説

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チャットレディの確定申告についてのサムネイル

「チャットレディのお仕事を始めたけど、確定申告って必要なの?」
「年間どれくらい稼いだら確定申告しないといけないの?」
「初めてで確定申告のやり方が全然わからない…」

そんな悩みをお持ちのあなたへ。

本記事では、チャットレディの確定申告について、初心者の方にもわかりやすく解説します。

確定申告の基本から申告方法・ 必要な書類などが丸わかり!

この記事を読めば、確定申告に関する不安を解消できます。安心してチャットレディ活動を続けるためにも、ぜひ最後まで読んでみて下さいね。

目次

確定申告ってそもそも何?

確定申告とは、1年間(1月1日~12月31日)の所得に対してかかる税金を計算し、国に申告する手続きのことです。

簡単に言うと 「今年の稼ぎは○○円なので税金は○○円支払います」という書類を自ら届けて納税する方法です。

税金はいろいろな種類がありますが、一般的に確定申告では「所得税」のことを指します。

会社員やアルバイト・パートなど、給与所得を得ているほとんどの人は、「源泉徴収」の対象なので確定申告が必要ないケースがほとんどです。

源泉徴収とは?

源泉徴収とは、毎月受け取る給与や報酬などから、会社が所得税を天引きし、国に申告する手続きのことです。

以下は、会社によくある3つの契約形態と源泉徴収の関係です。

1. 雇用契約
企業と労働者が雇用関係を結び、労働者は指揮命令系統に従って業務を行う契約形態です。
この場合、企業は従業員に給与を支払う際に所得税を源泉徴収し、税務署に納付します。
2. 業務委託契約
企業と個人事業主などが対等な立場で業務の委託と受託について合意する契約形態です。
この場合、源泉徴収を行うかどうかは、業務内容や契約金額によって異なります。一般的には、源泉徴収されないケースが多く、報酬を受け取った個人事業主などが確定申告で所得税を納付します。
3. 派遣契約
派遣会社と雇用関係にある労働者を、派遣先の企業で就労させる契約形態です。
この場合、派遣会社が従業員に給与を支払う際に所得税を源泉徴収し、税務署に納付します。
このように、契約形態によって源泉徴収の有無や、源泉徴収を行う主体が異なるため、注意が必要です。

チャットレディの確定申告

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チャットレディは通勤の場合は事務所、在宅の場合はサイトと「業務請負契約」を結んでいることになります。

そのため「個人事業主」ということになるので、1年間の所得に応じて確定申告が必要になります。

確定申告は、所得次第では不要な場合もあるので、自分が年間どのくらいの所得を稼いでいるのか把握する必要があります。

確定申告でのペナルティ

確定申告を怠ると、税務署から無申告として指摘を受け、本来支払うべき税金に加えて、無申告加算税や重加算税などのペナルティが課せられる可能性があります。

無申告加算税

申告期限までに確定申告書を提出しない場合に課されるペナルティです。

本来納めるべき税額に対して、最大で40%が加算されます。

重加算税

悪質な仮装や隠蔽によって所得を少なく申告した場合に課されるペナルティ。

本来納めるべき税額に対して、最大で40%が加算されます。

過少申告加算税

申告した所得金額が正しい金額よりも少ない場合に課されるペナルティ。

本来納めるべき税額と実際に申告した税額の差額に対して、最大で10%が加算されます。

確定申告の対象者

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確定申告は所得税を計算するもののため、チャットレディとして収入を得ている人は、年間所得が一定額を超えると確定申告が必要になります。

確定申告が必要な人
【計算方法】収入 - 経費 = 所得
専業チャットレディ:年間所得が48万円を超える場合
副業チャットレディ:年間所得が20万円を超える場合

本業・副業で確定申告が必要な所得額が変わる為注意しましょう!

以下はそれぞれの例になります。

専業チャットレディの場合

専業チャットレディとはチャットレディ以外での収入が全くないということです。

専業チャットレディの場合、年間所得が48万円を超えると確定申告が必要になります。

例1)年間収入が120万円のノンアダルト専業チャットレディAさん
Aさんは、経費として年間60万円を計上できるケースとします。

120万円(収入)- 60万円(経費) =60万円(所得)

Aさんは年間所得が48万円を超えているので確定申告が必要です。

例2)年間収入が70万円のノンアダルト専業チャットレディBさん
Bさんは経費として年間25万円を計上できるケースとします。

70万円(収入)- 25万円(経費) = 45万円(所得)

Bさんは年間所得が48万円以下なので、確定申告は不要です。

例3)年間収入が30万円のノンアダルト専業チャットレディCさん
Cさんは経費を使用していないケースとします。

30万円(収入)- 0円(経費) = 30万円(所得)

Cさんは年間所得が48万円以下なので、確定申告は不要です。

副業チャットレディの場合

他の職場で年末調整を受けている場合、副業チャットレディと言います。

副業チャットレディの場合、年間所得が20万円を超えると確定申告が必要になります。

チャットレディ以外の副業(FX、掛け持ちバイトなど)でも収入がある場合、年間所得は合計金額で計算されるので注意しましょう。

例4)年間収入が30万円の副業チャットレディDさん
Dさんは経費として年間5万円を計上できるケースとします。

30万円(収入)- 5万円(経費) = 25万円(所得)

Dさんは年間所得が20万円を超えているので、確定申告が必要です。

例5)年間収入が15万円の副業チャットレディEさん
Eさんは経費を使用していないケースとします。

15万円(収入)- 0円(経費) = 15万円(所得)

Eさんは年間所得が20万円以下なので、確定申告は不要です。

例6)年間収入が35万円の副業チャットレディGさん
Gさんは経費として年間16万円を計上できるケースとします。

35万円(収入)-16万円(経費) = 19万円(所得)

Gさんは年間所得が20万円以下なので、確定申告は不要です。

この例文の中で一番経費の使い方が上手いのはBさんGさんです。

経費をうまく使いこなすことができると確定申告が不要になります。

しかし確定申告はあくまでも所得税をみるもの。

住民税は別物になるので納税するのを忘れないようにしましょう。

住民税とは?
住民税は、所得税とは別に、個人が住んでいる市区町村に支払う税金です。
市町村によって金額も変わる為確認しておきましょう。

学生や主婦の注意点

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扶養に入っている学生や主婦の場合、年間収入によっては、扶養から外れる可能性が高いので自身の年間収入がいくらになるのか把握することが重要になります。

2024年10月から社会保険の仕組みも変わり、以前は106万円でも扶養内にはいりましたが、条件次第では社会保険に適応されることになりました。

扶養に入ったまま働きたいなら年間収入103万円以下に抑えるようにしましょう。

確定申告の流れ

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  1. 申告書を選ぶ(白色・青色申告)
  2. 経費の計算
  3. 収入金額の計算
  4. 必要書類の準備
  5. 準備した書類一式の提出

確定申告書は、国税庁のホームページからダウンロードするか、税務署で入手することができます。

確定申告書の作成には、専用のソフトを使う方法もあります。

白色申告と青色申告どっちがおすすめ?

確定申告には、「白色申告」と「青色申告」の2種類があります。

白色申告
帳簿の記帳や決算書類の作成が簡易的な申告方法。
【メリット】記帳や決算書類の作成が簡単。青色申告のような特別な要件を満たす必要がない。
【デメリット】青色申告に比べて税務上のメリットが少ない。最大65万円の青色申告特別控除を受けられない。
青色申告
複式簿記による帳簿の記帳や決算書類の作成が必要となる、より本格的な申告方法。
【メリット】最大65万円の青色申告特別控除を受けられる。赤字を3年間繰り越せる。家族に給与を支払うことができる
【デメリット】白色申告に比べて記帳や決算書類の作成が複雑。青色申告承認申請書を提出する必要がある。帳簿書類を7年間保存する必要がある。

チャットレディの場合、白色申告でも問題ありませんが、節税効果を高めたい場合は、青色申告を選択する方が有利です。

経費の計算を行う

経費とは、事業を行うために直接必要となる費用です。チャットレディの場合、以下のようなものが経費として認められます。

通信費 インターネット料金
携帯電話料金
消耗品費 化粧品
衣装
部屋の装飾品
交通費 仕事で移動する際の交通費
(通勤チャットレディ)
家賃 自宅を仕事場としている場合の一部
光熱費 自宅を仕事場としている場合の一部

いつ購入したか、いくら購入したか忘れないようにメモや写真、レシートの保管などの対策をしておきましょう!

収支計算を行う

所得の計算方法は【所得 = 収入 – 経費】

確定申告では、収入から経費を差し引いた金額が所得となります。

必要な書類を準備しよう

確定申告書を作成する際には、以下の書類が必要です。

・マイナンバーカードまたは通知カード
・収入印紙(電子申告の場合は不要)
・各種証明書類(医療費控除、寄付金控除などを受ける場合)

確定申告書の作成方法

確定申告の作成方法は4つです。

  1. 自身で帳簿を確認しながら手描きする
  2. 確定申告書等作成コーナーなどソフトを利用する
  3. 会計ソフトの利用
  4. 税理士に依頼する

①自身で帳簿を確認しながら手書きする

自分で帳簿を確認しながらすべて手書きで行う方法です。

正直なところこの方法はあまりおすすめしません。

帳簿を確認しながらの手書きをおすすめしない理由

税率や各種控除の金額など自分で調べる必要があります。

白色申告の場合は必要書類も少なくシンプルなためこの方法でもいいかもしれません。

ですが、必要書類が多かったり、細かい記入が必要な青色申告の場合は専門知識がない分自分で全部調べないといけないため、ものすごく時間と労力がかかります。

また、全て手書き、目視確認のため記入ミスや計算ミスがある可能性が高いです。

計算ミスで本来より多く納税した場合は問題ありませんが、少なく納税した場合、「過少申告加算税」のペナルティになる恐れがあります。

②確定申告書等作成コーナーなどソフトを利用する

確定申告作成用のWebサイトになっており国税庁が提供しています。

それぞれの項目の解説がついていて、わかりやすくなっています。また参照機能もあるのですぐ調べることも可能です。

しかし税金の計算は自分で行う必要がある為、計算が苦手な方にはおすすめしません。

③会計ソフトの利用

自分で作成する中で一番簡単な方法です。

確定申告専用の会計ソフトに帳簿しておけば自動計算してくれるので簡単に書類作成ができます。

普段から帳簿記載しておけば時間も手間もほとんどかからないのが特徴です。

クラウドサービスの場合は、プランによりますが、月額1000円〜2000円程度で利用可能となっています。

④税理士に依頼する

費用は掛かりますが、専門の方が全部作成してくれます。

時間がかからず一番信頼できる方法です。

【税理士の依頼料の目安】
白色申告:5~10万円
青色申告:10~20万円

もちろん費用はあなた自身の収入金額や、経費の金額などで多少の変化はあります。

またどの税理士に依頼するかでも対応内容などが変わるので、確定申告対応を依頼する税理士は慎重に選びましょう!

税理士の選び方

・チャットレディの仕事に詳しいか
・スムーズに対応してくれるのか
・予算オーバーしないか
・相性や考え方が合うのか

確定申告の提出

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確定申告書は、原則として、住所地の税務署に提出します。

方法は以下の4つになります。

  • 税務署に直接もっていく
  • 税務署の時間外ポストに投函する
  • 税務署宛てに郵送する
  • e-Tax を利用してオンライン上で提出する

どの方法でも期限までに提出できれば問題ありません。

e-Taxとは

平成16年から運用された国税に関する各種の手続について、インターネット等を利用して電子的に手続が行えるものになります。

提出期限

確定申告書の提出期間は、翌年の2月中旬~3月中旬になります。

もし、3月の最終日が土日・祝日に当たる場合は、休日明けの平日が期限となります。

提出後にミスに気付いた場合

もし提出後にミスに気づいた場合、一番やってはいけないのは気づいても再申告しないこと。
デメリットしかないので気づき次第早めの対応を心がけましょう。

翌年の2月中旬~3月中旬であれば期限内となり、再提出が可能です。

【期限後】本来よりも多く納税・申告してしまった場合

「更正の請求書」を税務署に提出します。

税務署が確認し、認められた場合超過分が還付金として戻ってきます。

【期限後】本来よりも少なく納税・申告してしまった場合

修正申告をする必要があります。

修正申告には「確定申告書(第一表)」と「所得税及び復興特別所得税の修正申告書(第五表)」を提出する必要があります。

修正申告を提出した日が納付期限となる為、不足分をその日までに支払わなければいけません。

税務署の調査や指摘を受けてから修正申告をすると、過少申告加算税が追加されます。

申告が遅くなるほど納税金が高くなるので、ミスに気づいたら早めに申告しましょう!

確定申告の相談場所

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確定申告は、あなたの大切なお金に関わるもの。

初めてだと不安な気持ちでいっぱいになるのも当然です。

複雑な手続きや専門用語に圧倒されて、「自分一人では難しい…」と感じてしまう方も少なくありません。

そんな時は、一人で抱え込まず、プロの力を借りてみましょう!

確定申告に関する疑問や不安を相談する方法は意外とたくさんあります。

以下に様々な方法のメリットデメリットも含めて説明します。

1.税金のことなら、まずはココ!【国税庁】

国税庁は、全国の税務を統括し、監督する機関です。
確定申告のお知らせや納付方法など、税金に関するさまざまな情報を提供しています。

国税庁は電話相談とチャットボットというAIを使用した相談が可能です。

①電話相談

国税相談専用ダイヤルに直接電話で相談する方法。自動音声案内となっています。

期間:平日(年中対応)
受付時間:8時30分~17時00分(土日祝日及び12月29日~1月3日を除きます。)
ダイヤル:0570-00-5901
通話料:国税相談専用ダイヤルは、全国一律の通話料金
メリット

・税務署に行く必要がないので気楽に相談することができる
・個人情報を言わなくてもいい

デメリット

・通話料金がかかる為、長時間相談には向かない
・複雑な内容だと説明が難しい

②チャットボット

AI(人工知能)を活用したシステムによる自動応答へ相談する方法です。

チャットボットはメンテナンス時間以外は基本、年中無休で24時間対応しています。
しかし、AI(人工知能)なので簡単な質問にしか答えられない、相談する内容が指定されています。

基本的なことが知りたい、夜や土日に相談したい場合などに活用するといいでしょう。

期間:年中無休
受付時間:24時間
メリット

・いつでも気軽に相談できる

デメリット

・複雑な質問には答えられない
・相談可能税目が決まっている

2.地域の税金相談のプロ【税務署】

税務署は地域の役所で各地に存在します。

主に税務調査納税者へのサポートを担当し、個々の納税者や事業者に対して税務に関する指導や監査を行います。

相談窓口の利用のほか、確定申告シーズン中に開催される相談会が利用可能です。

①相談窓口

税務署にある相談窓口で直接相談する方法です。
直接相談したい場合は、事前の予約が必須です。

管轄税務署は国税庁のホームページで検索することができますので、確認してみましょう。

期間:平日(年中対応)※確定申告時期は例外的に土日の相談も受け付けています
受付時間:8時30分~17時00分
メリット

・具体的なことまで相談することができる

デメリット

・距離が遠い場合がある
・確定申告シーズンは予約が多い

②確定申告相談会

税務署が開催する相談会で相談する方法で、2~3月に行われますが地域で開催日が変わったり、開催場所が変わったりします。

税務署内・外で開催され、入場整理券が必要となります。そのため事前にホームページなどで場所を調べるようにしましょう。

期間:確定申告シーズン(2月初旬~3月中旬)
入場整理券配付時間:16時00分まで
メリット

・具体的なことまで相談することができる

デメリット

・距離が遠い場合がある
・混雑する可能性が高い
・自分で開催日など調べる必要がある

3.身近な相談窓口!【役所】

基本は住民票や戸籍などの取得・証明書の発行の他に、税金や年金、福祉など様々な相談を受け付けていますが、確定申告シーズンの場合は窓口で相談ができます。

ただし、税務署ほど専門的な知識を持っているとは限りません。

そのため、青色申告には対応していない場合があるので注意しましょう。

複雑な確定申告に関する相談や、不安な場合は最初から税務署に相談することをおすすめします。

4.専門知識で安心サポート!日本税務研究センター相談窓口

日本税理士会連合会と連携している日本税務研究センターに直接電話で相談する方法です。
電話で専門知識を持った税理士から、分かりやすい説明を受けることができます。

ただし個人的なトラブルなどは相談できず、あくまで確定申告に関する一般的な質問のみとなっています。
日本税務研究センターのホームページに「よくある誤りやすい相談事例」などをまとめたQ&Aが掲載されているので確認してみてください。

期間:平日のみ
受付時間:10時00分~11時30分および13時00分~15時30分
メリット

・専門の税理士が対応してくれる
・その場で相談できる

デメリット

・確定申告に関する個人的なトラブルは相談できない
・通話料金がかかる為、長時間相談には向かない

5.税理士・会計事務所に相談

税理士・会計事務所は、税務のプロフェッショナルです。
確定申告に関するあらゆる相談に対応してくれるので、複雑な申告や節税対策など、安心して任せられます。

また税理士事務所によっては確定申告に関するものを全部代わりに対応してくれるので、全部任せたい方は丸投げにすることもできます。

ただし、費用は掛かるので、自身の予算との兼ね合いをみる必要があります。

メリット

・お金に関するプロが対応してくれる
・個人的な内容も相談できる
・確定申告を全部対応してくれる(有料)

デメリット

・費用が掛かる
・自身で事務所を調べる必要がある
・税理士、会計士の能力が様々

チャットレディが確定申告で損しないために:具体的な方法と事例

確定申告で損しないための具体的な方法と事例のバナー
チャットレディとして賢く働くためには、確定申告の知識は欠かせません。

確定申告を正しく行うことで、税金の負担を減らし、手元に残るお金を増やすことができます。

経費を徹底的に計上しよう!

チャットレディのお仕事には、実は多くの経費が存在します。

これらの経費を漏れなく計上することで、所得を減らし、税金の負担を軽減できます。

ただし経費は実際に仕事で使用したものが対象のためプライベートと分けるようにしましょう。

具体的にどんなものが経費になるの?

通信費 インターネット料金
Wi-Fiルーターレンタル代
携帯電話料金
美容
衣装代
化粧品
衣装
ウィッグ
設備
道具
化粧品
パソコン
スマホ
リングライト
交通費 事務所へ通勤する場合
家賃 自宅を仕事場としている場合の一部
光熱費 自宅を仕事場としている場合の一部
月に25万円の収入があり、以下の経費を使った場合
・インターネット料金:18,000円
・化粧品代:1万円
・衣装代(ウィッグ・衣装・下着):3万円
・仕事道具代:2,000円これらすべてを合算すると経費は6万円となります。
合計6万円の経費を計上することで、所得は19万円となり、支払う税金も少なくなります。

経費を計上するためには、領収書が必須です。必ず領収書をもらい、大切に保管しましょう。

収入と経費を正確に記録!

確定申告で最も重要なのは、収入と経費を正確に把握することです。

家計簿アプリやエクセルを活用!

  • 収入があった日、金額を記録
  • 経費を使った日、金額、内容を記録

記録を残すことでこんなメリットも!

  • 確定申告の準備がスムーズになる
  • 税務調査が入った際に証拠として提示できる
  • 自分の収入と支出を把握することで無駄な出費を減らせる

控除制度をフル活用!

確定申告では、様々な控除制度が用意されています。これらの控除制度をフル活用することで、さらに税金の負担を軽減できます。

主な控除制度
  • 基礎控除:誰でも受けられる控除
  • 配偶者控除・配偶者特別控除: 配偶者の収入が一定額以下の場合に受けられる控除
  • 扶養控除:16歳以上23歳未満の扶養親族がいる場合に受けられる控除
  • 医療費控除:医療費が一定額を超えた場合に受けられる控除
  • 社会保険料控除:社会保険料を支払っている場合に受けられる控除
  • 生命保険料控除:生命保険料を支払っている場合に受けられる控除

国税庁のホームページや税務署で、自分に適用される控除制度を確認しましょう。

チャットレディの確定申告でよくある質問

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チャットレディの確定申告について、よくある質問と回答をまとめました。

副業チャットレディでの所得が年間30万円になりました。確定申告は必要ですか?

副業としてチャットレディを行い、年間所得が20万円を超える場合、確定申告が必要です。
ですので、今の状態の場合は確定申告をしましょう。しかし経費をあと11万円分計上すれば所得が19万円になるため確定申告は不要になります。

チャットレディは何所得になりますか?

チャットレディの所得は、「雑所得」に分類されます。
雑所得とは仕事や事業など、事業所得や給与所得以外の収入から得られる所得のことです。

チャットレディの報酬、主婦でも税金を払う必要がありますか?

はい、主婦であってもチャットレディの報酬は収入とみなされます。本業または副業それぞれの年間所得が一定額を超える場合は、確定申告をして税金を納める必要があります。

チャットレディの確定申告はいくらから必要ですか?

専業チャットレディの場合、年間所得が48万円を超えると確定申告が必要です。副業の場合は、年間所得が20万円を超えると確定申告が必要です。

本業で会社員をしていますが、確定申告をしたら会社にバレませんか?

基本的に、確定申告をしても会社にバレることはありません。ただし、住民税の納付方法によっては、会社に副業がバレる可能性があります。住民税の納付は「普通徴収」を選択し、自分で納付するようにしましょう。

確定申告の際、職業欄には何と書けば良いですか?

確定申告書の職業欄には、「インターネットによる情報提供サービス業」や「ウェブコンテンツ配信業」などと記載するのが一般的です。具体的な業務内容に応じて適切な表現を選びましょう。

スマホ代や光熱費も経費にできますか?

スマホ代や光熱費を経費に計上するには、業務で使用した割合を計算する必要があります。プライベートと業務で按分して、業務で使用した割合分の金額を経費として計上しましょう。

所得と収入の違いは何ですか?

収入とは、仕事や事業で得たお金のことをいい、所得は、収入から必要経費を差し引いた金額のことをいいます。確定申告では、所得に対して税金が計算されます。

経費に計上するためには領収書が必要ですか?

はい、経費に計上するためには、原則として領収書の保管が必要です。領収書は、税務調査が入った際に証拠として提示する必要があるため、大切に保管しておきましょう。

チャットレディはインボイス登録をした方が良いですか?

年間売上1,000万円を超える場合は、インボイス登録をしないといけませんが、それ以下の場合は、ご自身でメリット・デメリットを把握して検討しましょう。インボイス制度は、消費税の仕入税額控除の方式を見直す制度です。
チャットレディがインボイスに登録すると、サイトや事務所から消費税が引かれていない状態の報酬が貰えるメリットがあります。しかし、インボイスに登録すると自分で消費税分を納税しないといけないというデメリットもあります。

まとめ

チャットレディを始めて稼げるようになってきたら確定申告の存在を頭の隅に入れておきましょう!
専業・副業問わず、所得が一定額を超えると確定申告が必要になります。

業務委託契約となるチャットレディは、個人事業主として確定申告を行うケースがほとんどです。

確定申告を怠ると、ペナルティが課される可能性もあるため注意しましょう。

本記事では、チャットレディの確定申告について、初心者の方にもわかりやすく解説しました。

「確定申告について専門家に教えてもらいたい」「自分一人でできるか不安…」と感じたら、税務署に相談することも可能です。

専門家のサポートを受けることで、安心してチャットレディのお仕事に集中できます。

ぜひこの記事を参考にして、チャットレディとしての確定申告をスムーズに進めましょう!